2017年10月19日

本むら庵 @ 荻窪

★★★★☆

緑がかった挽きぐるみの細打ちそばは、

心地よい舌ざわりで風味も豊か。

辛汁にそばの端を浸けてズッとすすれば

奥行きのある辛汁とそばの相性も極めて良好。

伝承のそば打ち技術を感じる大箱老舗そば店。

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荻窪で休日ランチ。

この後、仲間とお酒の予定があるので

軽く蕎麦でもとチェックしていたこちらへ。

風格のある概観に少し気持ちがかしこまる。

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広い店内。厨房では56人の職人が調理し、

フロアも45人の花番さんが品よく勤しむ。

庭の見える窓際のテーブル席に案内された。

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そば前を楽しんでいる他の客を尻目に

この後呑みなのでストレートに味わえる

<せいろそば・756円>を1枚注文。

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供されたせいろそばは、少し緑がかって

ざらつき感がありいかにも風味がよさそう。

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細打ちのそばだけでいただくとコシがあり

その通り洗練されたそばの風味が心地よい。

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舌ざわりもよく、やさしい甘みがある。

軽く噛んで喉に通せば喉ごしも楽しめる。

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本わさびやネギでいただく風味も面白いが

奥行きがある味わいの辛汁がとっても

このそばとの相性がよかった。

若干切れ端が多かったがおいしいそばだった。

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花番さんの接客も教育が行き届いている

ことを感じるし、さすが大箱の老舗感がある。

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せいろの値段設定はまぁ普通だと思うけど

アテと酒はもうちょい安いとそば前も

楽しみやすいかな。

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posted by のむさん at 06:31| Comment(0) | 中野・吉祥寺・三鷹 | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

鞍馬 @ 西荻窪

★★★★★

キレイな飲み口の日本酒のラインナップ、

そば処らしい味わいのアテの数々、

気軽にそば前を愉しめる環境が充実してる

十割のそば切りも切れ端なく風味豊か

リーズナブルに蕎麦屋酒を堪能できる名店

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西荻窪でそばランチ

蕎麦屋酒を愉しむのに定評のあるこちら

この店で“そば前”から呑りたくて初訪問した

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午後2時の訪問。1人であることを伝え

大きなテーブルの一辺に案内される


ランチタイム後、中休みに入るそば屋を

よく目にするが、こちらは夕方までの

通し営業でこれも蕎麦屋酒にぴったりだ

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日本酒のメニューから最初に選んだのは

静岡の酒、<初亀 吟醸・半合 480円>

吟醸香と爽やかな甘みのバランスがいい

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半合がメニューに用意されてるのは、

複数の銘柄を愉しめて嬉しいな


そば屋らしいアテ<焼きみそ・350円>を

ツマミながらやさしい飲み口を愉しんだ

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キレのいいキレイな辛口を求めた次の酒は

<田酒 純米・半合 470円>

<〆鯖・480円>も併せて通す

しっかり目に〆られた酸味が田酒に合う

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これもそば屋らしい<ねぎ天・400円>

熱を持ったネギの風味が口いっぱいに広がる

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〆のそばも見越した味わいを期待して

田酒と同じ西田酒造店の酒をもう1

<喜久泉・半合 370円>

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これは繊細なそばの風味にも合いそうだ


“甘皮そば”が品切れで〆にもらったのは、

<箱盛そば・940円>

長角のそばせいろでたっぷりと供された

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素材は、常陸秋蕎麦を契約農家から

直接買い付けているのだそう


十割で打ったそばは切れ端なく

香り、甘み、喉越しのバランスがいい

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そば前が評判だが、そばもクオリティ高い


途中下車してでもそば前から始まる

秀逸なそば屋でのひと時を味わいに

再訪したい

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posted by のむさん at 19:13| Comment(0) | 中野・吉祥寺・三鷹 | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

green glass @ 中井

★★★★★

開店1年にして名店を凌駕する蕎麦が出る。

静岡おでんと酒で蕎麦前を楽しんだ後は、

名店“流石”仕込みの技術で細打ちされる

名店“眠庵”ゆずりのひねそばを堪能した。

隠れ家で味わう新進気鋭の実力派蕎麦店。

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中井で家族で食事。

65日のこの日は、自分の誕生日という訳で

蕎麦好きの自分のために家族がこちらの店を

予約して祝ってくれた。行きたいと思ってた

住宅街に潜む隠れ家的な一軒家蕎麦店だ。

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なんとこちら、1年前(2016年)の65日に

開店した自分と同じ誕生日のお店。

さらに自分と同じ静岡出身の店主が営む

静岡の酒と静岡おでんのお店だし、

そして店主は大好きな眠庵のご出身とくる。

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まずは<サッポロラガー(中)・600円>を

もらって我が誕生日に家族で乾杯。

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靴を脱いで上がった店内は、カウンター席と

余裕のある座席が2つの構成。


蕎麦以外のもうひとつの看板料理、

“静岡おでん”を黒板メニューから選ぶ。

<牛すじ・350円>、<大根・300円>、

<玉子・250円>と比較的定番どころを。

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静岡おでんらしい黒みがかった“大根”は

見た目よりもしょっぱくなく

牛すじダシが沁み入った落ち着いた風味。

脂身の多くない“牛すじ”や半熟目にゆるい

濃厚な旨みの“玉子”も自分好みだな。

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静岡の日本酒ラインナップから選んだのは。

<正雪 純米吟醸

 INTEGRATE EVOLUTION 900円>。

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フルーティな風味がキレイにキレていく。


おでん以外の肴ももらおう。

<おつまみ やき蕎麦・700円>。

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日本そばをフライパンに押し付けて

カリッカリに薄く焼き上げた一品は、

チヂミ感覚で食せて酒にも合う。


<チーズの味噌漬け・600円>。

ブルーチーズっぽいクセのある濃厚な風味。

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少しずつつまんで酒のアテにするのがいい。


<カブの酢漬け・400円>。

〆の蕎麦の前にサッパリといただいた。

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この日、もうひとつもらった酒は、

<英君 純米吟醸 夏の白菊・850円>。

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酸味をほのかに感じる夏酒らしい爽やかさ。


蕎麦のメニュー構成は、<もり・850円>と<かまあげ・900円>がベース。

それぞれ2種類の産地の蕎麦を楽しめる。

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両方食べたかったから夫婦で注文を分けて

女房とシェアすることにした。


この日の蕎麦の産地は福井と長崎。

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最初に福井産の“かまゆで“が供された。

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茹で湯に浸かったままの細打ち蕎麦は、

しなやかな口あたりでフワッと蕎麦の風味が

豊かに立ち上がる。


次に供されたのは前述の2つの産地の

2種盛りの“もりそば”。

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いやぁここの細打ちの蕎麦、素晴らしい。

風味といい、舌ざわりといい、自分史上

トップクラスといえる。


そしてその後に長崎の“かまゆで”。

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豊かすぎるくらいの蕎麦の風味にやられた。

福井のものよりもコシがあり絶妙な味わいだ。

店主の蕎麦打ちの技術とセンスのよさに

満ち溢れている。


ひね蕎麦の名店、眠庵を経由した店主に

訊くと福井産が2年、長崎産が3年の熟成を

経ているとのこと。一方、切れ端のない

蕎麦打ちの技術は流石仕込みか。

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大好きな我がジュビロのユニフォームに

書かれたサインは元ブラジル代表キャプテン

ドゥンガのものだそう。どこまで自分好みか。

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〆て3人で1万円弱。素敵な誕生日を家族で

過ごせた。タクシーを呼んだ店先まで

見送ってくれた店主のホスピタリティにも

感心しかり。再訪必至の若き名店だった。

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posted by のむさん at 06:57| Comment(0) | 中野・吉祥寺・三鷹 | 更新情報をチェックする