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そばの飲み食べ歩きレビューです。
基本的に手頃な価格帯、コスパのいいお店しかレビューしません。
レビュー冒頭の★は再訪したい度数です。
2020年12月28日
★★★★☆
“天ざる”を天ぷら先出ししてもらって
ぬる燗をもらえばふっくら旨みがふくらむ
そばに鼻を寄せればフワッと癒される香り
コシが強くて風味と喉越しのバランス良し
レベルの高いそばを手繰れる手打ちそば処

阿佐ヶ谷ランチ
蕎麦でも食べたいと思い、呑み仲間から
評判の高い店があると教えてもらった
こちらのお店を訪問してみた

テーブル席だけの店内はコロナ対策も万全

まずは、<燗酒・750円>をぬる燗で通す
燗用の銘柄は、“くろさわ 純米”とある

赤茶の酒器で供された酒をいただくと
ふっくら旨みがふくらんだ


酒に添えられたのは、“ハツモトの温め”
柚子胡椒の香りが軽くあって酒に合う

”磯ゆき(泡立て卵和え・きざみのり)”
も気になったが、酒のアテにもしようと
<天ざる・1,600円>を花番さんに伝えて
天ぷらを先出ししてもらうことにした

海老、鱚、茸、茄子、南瓜、オクラが
品よく盛られた天ぷらは、衣のキメが細かく
サクサクとした歯ざわりが心地いい

添えられたピンクソルトと天つゆで愉しむ
そば前を軽く愉しんだところでそばをもらう
この日の素材は、茨城産の常陸秋そば

ザルにこんもり盛られたそぱに鼻を寄せると
そばの香りを豊かに立たせていた

二八で打ったそばを口にふくむと
風味と喉越しのバランスが良いタイプ
自然な甘みがあり、コシが強くて
ツルツルとした喉越しも味わえる



入店した時、先客は1人だったが
いつの間にかテーブルが埋まって
店の外に待ち客が出始めた

〆て2,350円をお支払いして退店
“夜の部”の酒肴も比較的リーズナブルで
またそば好きな仲間と訪れたくなった



#天ぷらを先出ししてもらってそば前から
#天ざる #達吉 #阿佐ヶ谷
posted by のむさん at 07:03|
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中野・吉祥寺・三鷹
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2020年12月18日
★★★☆☆
2度目の訪問でいただいたのは、“鴨そば”
細麺を選べば口あたりまろやかな汁と相性○
夜にも初めて訪問して板わさで軽く一杯
わさび漬けの風味が良くて立呑み遣いも○
朝から晩まで使い方広がる立食い処

中井でランチ&ひとりゼロ
あまり間を置かずに昼と夜に伺ったので
まとめて記録しておこう

新規オープンしてすぐに伺った時に
次に食べたいと決めていたのが
<鴨そば・480円>


なんだか操作が難しそうなタッチパネルの
券売機は店員さんがサポートしてくれた
太麺と細麺が選べる麺は、細麺を選択
鴨の出汁は効いていないが、甘みを感じる
口あたりのいい汁と細麺の相性は良好

鴨ハムは3枚、コスパはそこそこ高いと思う
仲間との飲み会の前のひとりゼロでも訪問
ドリンク、ツマミ、そばがセットでお得な
<おつかれさまセット・980円>も魅力だが
これから食べに行くので単品注文にした

<中瓶ビール・600円>の銘柄は、
アサヒスーパードライ


ツマミには、そば屋らしい一品の
<板わさ・250円>をお願いした
板わさに添えられるのは、
“ワサビ”ではなくて、“ワサビ漬け”
ワサビ漬けの大人な風味をのせて味わう

かまぼこは5切れではあるが、250円はお手頃
ちょい呑みでも訪問してみたい立食いそば
次回は酒ではじめてそばで〆られる
“おつかれさまセット”でいってみようか



#ちょい呑みでも訪問してみたい立食いそば
#朝から晩まで使い方広がる立食い処
#そば #田舎そば須坂 #中井
posted by のむさん at 16:06|
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中野・吉祥寺・三鷹
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2020年09月26日
★★★★★
お出汁と蕎麦が奏でる風味の旋律に癒された
やさしくキレイな舌あたりの出汁から始まる
おまかせの料理たちは、自然と身体に馴染み、
蕎麦は豊かに香って、咀嚼すれば旨みが滲む
酒と共に味わう蕎麦好きのための隠れ家

中野坂上で蕎麦
予約した上で蕎麦好きの友人と久々に訪問
5年前にランチで訪問したが、夜は初めて
行った人と来ないとこの店はわからないな

以前訪問したランチでは3種のもりそばを
いただいたが、今は、昼も夜もコースのみ
既に軽く飲んでることもあり、ドリンクは
早速、日本酒からいただくことにする

純米の辛口の酒を所望して供されたのは、
料理酒にも使うという島根の酒、
<天隠 特別純米 馨>
やわらかな香りと繊細な旨みが印象的
<おまかせコース・8,800円>は、
“出汁”から始まる

三年枯節の薄削の出汁は、まろやかでいて
上品でスッキリとしたキレイな口あたり
これからの料理に期待が膨らむスタートだ
“枝豆の煮浸し”、“蔓紫と紅芯大根”、
“オクラとトマト等のお出汁のジュレ和え”、
“豚肉の団子の自家製豆腐あんかけ”……



素材の活きた料理達は、出汁のやさしさで
スッと自然にカラダに馴染んでいく
“アオサの茶碗蒸し”がまた秀逸

これも出汁とアオサの風味が上手に活きて
大茶碗で欲しいくらいの逸品だった
ここで供されたのは、最初に飲んだ日本酒、
“天隠”を使って浸けた“カラスミ”

もちろんそのままでもいい酒の肴になるが
後に供された“そばがき”に添えてまた面白い
この日の“そばがき”は、群馬県赤城産の
新蕎麦を使っているとのこと

カラスミと一緒に口に含めば、
穀物の旨みとカラスミ固有の風味がよく合う
宮崎県産のトマトの力強い風味が
なめらかに滑り込む、“トマトの煮凝り風”

1週間寝かしたという放牧豚の旨みが
豊かにふくらむ“豚肉とズッキーニ等の
とうもろこしペースト和え”

養殖だからこそ泥臭さがまったくない
蕎麦の衣で揚げられた“大分産養殖ドジョウ”

店主日比谷さんのセンスを感じる
料理達をおいしく軽快に平らげたら
お好みの蕎麦猪口を選んでメインの蕎麦へ

「蕎麦は5種、すべて手挽きで喉越しよりも
風味を愉しむタイプ」との案内があって
極細打ちの富山市産のもりが最初に供される

鼻を寄せれば豊かにナッツの様な香りが立ち
軽く咀嚼すれば、甘み旨みがやさしく滲む


最初の一品からこんなに風味豊かで
後は大丈夫かと一瞬思うが、無問題
次の埼玉県三芳町産の新蕎麦の太打ち、
宮崎県産高千穂町産の玄挽き蕎麦と
香りや歯応え、舌触りなどは違えど、
それぞれ噛むほどに旨みが滲む楽しさがある




4つ目と最後はどちらも群馬県赤城産
まず、細打ちのもりで豊かで爽やかな
風味を感じた後、切り幅を変えたものが
出汁の冷かけで供された






キレイな出汁と豊かな風味の蕎麦の共演が
正にこの出汁の冷かけに結実
蕎麦好きにはホント満足度の高い内容だった

自分は蕎麦を食べながらは酒は飲まないが
“天隠”の後、蕎麦までにいただいた銘柄は、
岐阜の<竹雀 純米酒>
佐賀の<鍋島 純米大吟醸 山田穂>
福島の<奈良萬 純米生酒 中垂れ>



好みのものを選ぶぐい呑みは、
独特なデザインに惹かれて
河端健太郎さんという作家のもので愉しんだ

〆のスイーツは、“コーヒーのブラマンジェ”
これは以前ランチに伺った時にも食べた一品
なめらかな食感にやさしいコーヒーの風味が
心地よく、最後まで癒された

〆て2人で21,200円也
高めの酒もいただいてこの値段はコスパ◎
カラダに自然と沁みる様な出汁と蕎麦の
ひと時を堪能できた

#カラダに自然と沁みる様な出汁と蕎麦のひと時
posted by のむさん at 13:42|
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中野・吉祥寺・三鷹
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