2019年10月11日

上杉 @ 吉祥寺

★★★★☆

こんな肌寒い日には飾り気のない蕎麦屋で

焼みそあたりをツマミに燗酒がいい

おなかから温めたら注文するのはせいろ

年季の入った手打ちを手繰って風味を堪能

住みたい街で長く営まれている老舗蕎麦店

40EEF079-6AA0-4E37-9318-BAE4FB9F0E21.jpg


吉祥寺ランチ

日によって温度差の大きい昨今、この日は

快晴なのに肌寒く、蕎麦前から燗酒で

温まることにして井之頭公園近くの蕎麦屋へ

5E3088BB-0B71-48C8-AF92-AED52B1B7C51.jpg


土曜の昼時、先客は年輩の常連さんが多い

差し出されたメニューは、定規で線を引いた

ところに書き込まれた手作り感が素朴で素敵

BE5C5D35-906B-4361-AB87-5D68A9D745AB.jpg

09B5D11E-62A7-47C1-938A-7138D14A1EC2.jpg

8E4FE839-EB92-4B6E-A02C-D4A550A4E461.jpg


空いているテーブル席に腰かけて注文は

<日本酒・570円>を熱燗でお願いし、

肴に<焼みそ・380円>をつけた

日本酒の銘柄は江戸そばらしく菊正宗

C7FB49DB-9E35-4368-BA25-C99D568098E0.jpg

1008700F-7487-48D9-899F-5CEE7A429780.jpg

フロアを担当するおかあさんに

「蕎麦の注文もいっしょに」と促されて

慌てて<せいろ・570円>もお願いした

全体的にお値段は手頃なのはいいな


雰囲気のある徳利とぐい呑で酒が運ばれる

しゃもじに塗られた刻みネギ入りの焼みそを

ツマんで口に含み、そこに辛口の酒を足す

FBCC1A33-1D5F-497C-A3E0-ABDC6B92BE4D.jpg

1A7CA7D1-F4CD-4ED4-A594-F48ADA199301.jpg

蕎麦の前にいただく燗酒は至福の一杯だ

肌寒い新そばの季節にそれは一層のこと


もう1本浸けてもらおうかなと考えていたら

注文していたせいろが供され酒はここまで

6DCD4F23-E4B5-47F6-A679-6CE98CAB98B5.jpg


せいろの蕎麦を手繰ってそのまま啜る

65839EC8-F665-42E5-8C9A-16C5FA0434C7.jpg

コシのある細打ちの蕎麦にはコシがあり、

旬の新そばの爽やかな風味と喉越しがいい


竹の器で添えられる薬味は辛味大根とネギ

メニューに本ワサビは別料金とあるが

個人的にはこの蕎麦の風味にワサビは不要

バランスのいい辛汁に蕎麦の端を浸けながら

サッパリと蕎麦ランチを楽しめた

ABE289B0-4BBE-40C7-B518-17A3B8035FE5.jpg


住みたい街ランキング1位の吉祥寺に

長く息づく素朴な老舗蕎麦店

入店して来る客はお店と顔馴染みな方が多く

地元に愛されている感じもまた良かった

208F1E65-0E1A-494F-8FDB-D4AF6E18D0E5.jpg

704D6688-2C81-4D0D-A536-2A3EB2ECA039.jpg

C9ADE312-0721-483C-A82A-C18B72BB19BF.png

1F63A416-FD43-411B-AD13-F8A8F921F4BF.jpg

#そば #新そば #そば前 #ランチ

posted by のむさん at 05:18| Comment(0) | 中野・吉祥寺・三鷹 | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

蕎麦ふじおか @ 長野市

★★★★★

シンフォニーが流れるピアノのある空間で

自然を感じる野菜料理と蕎麦雑炊、そして

見事な手打ちの蕎麦を鼻と舌と喉で味わう

蕎麦の後にはやさしい味の漬物も堪能

別荘地にある完全予約制の手打ちそばの名店

898BA4E0-EC06-4D7A-8703-8C961E7D9754.jpg


長野市でランチ

長野インターから1時間ほど車を駆って

1週間ほど前に予約し、訪問を切望したお店へ

奥様に電話で聞いた道順のメモを頼りに

別荘の中の一軒へ問題なくたどり着けた

A198918E-557C-4600-9AFF-DBD1F927DE86.png


11時半開始の11回転のみのこちらのお店

開店時間丁度に入口の鍵が開けられて入店

天井が高くグランドピアノが置かれた部屋は

薪ストーブで温められている

1E301A2C-F7FE-4459-8728-F8210F8D7809.jpg

F3B72799-FA5D-4208-8EEC-B59D15A2563D.jpg

C9617F06-5726-4CED-A4B5-75DA4040B536.jpg

この日は我々家族ともう1組だけの様だ


メニューは<せいろそば・3,500円>が基本

3,500円といっても他に野菜料理などが付く

それ以外の単品は、<そばがき・800円>、

<そばぜんざい・1,000円>くらい

0030B8E5-A7B8-4F72-8AE4-49EC21CAEA35.jpg


最初に奥様が運んできていただいたのは

季節の野菜料理の盛合せ

4235F45F-1DCE-4DD3-8364-B068EFF65566.jpg


ブロッコリー、カボチャ、ほうれん草、等々

一手間加えた野菜料理はことごとく感動もの

57793CE7-AB5A-4FB4-AA04-6172E91F37D3.jpg

シャインマスカットや柿の白和えが

特に印象に残る逸品だった


蕎麦の前に蕎麦雑炊も運ばれてきた

339B87F3-64B2-4910-9EDE-D269EF40DF9E.jpg


土鍋で作られた蕎麦雑炊は、プチプチとした

蕎麦の実の食感と山芋や茸などの野菜との

自然な味のハーモニーが素晴らしい

A902A873-9E75-4322-857C-01EE65A74152.jpg

蕎麦に行き着く前に満足度は沸点に近い


そしてメインのせいろ蕎麦が供される

DD211EBA-39CA-41C7-A8B8-D212A34F5326.jpg

187FA05E-F94B-489B-ABA5-BD568A8AEBB5.jpg


見事な極細打ちの十割蕎麦は、打ち手の

技術の高さを案に感じさせる逸品

鼻を近づけるとフンワリ心地よく蕎麦が香る

15F19C9A-9C02-4236-AB30-8EFCA0D692E5.jpg

05C0A911-1E42-45BE-A455-25FE06A30337.jpg


コシが強く、長さもあり、軽く咀嚼すると

素材の甘みがやさしく舌に馴染む

そして喉に通せばその喉越しの良さも圧巻

濃口で深みのある辛汁も自分好みだ

9FBAB4F8-0F3A-4F3D-B856-A0C26600CCCD.jpg


タイミングよく供された蕎麦湯は

これまで出会った中でもトップクラスに

粘度が高いタイプで辛汁にまたよく合う

A702B9B3-DF71-40FF-97E8-355A705E8C80.jpg

B252FF6D-F29C-4568-93CD-C90B475D563A.jpg

A4DA5D8D-6510-49A6-99D1-498193EFDCFE.jpg


蕎麦を食べ終わった後にさらに供されたのが

胡瓜や蕪、瓜などの漬物類の盛合せ

D97C83AC-8A7F-4009-A697-F39F7E770A43.jpg

漬かり具合も深過ぎず浅からずいい塩梅

一緒に盛られたひよこ豆(?)の煮付けも

とてもやさしい味だった


手打ち蕎麦店としての技もさることながら

蕎麦店というにはそれを超越した野菜料理の

数々にも感動させられる素敵なお店だった

また機会を見つけたら予約して伺おう

73776348-5FA8-4207-8C3B-4196924FE8A4.jpg

06F19E1E-005A-4D6C-AA8C-26AD0031C707.jpg

AE29295E-FA04-4389-A6DD-F84F8D05FE6F.jpg

#そば #ランチ 

posted by のむさん at 04:47| Comment(0) | 長野県 | 更新情報をチェックする

磊庵はぎわら @ 岩村田(長野県佐久市)

★★★★☆

製粉工程を省くという初体験の水萌えそばを

湧き水、雪塩、薄味のつけ汁の3つで味わう

食感が変わる水そばもおもしろいが、

雪塩で野趣あふれる風味を立てるのが好み

そばの香り、甘みが破裂する信州そばの名店

D2731672-8C0F-474C-9820-CB41F626449A.jpg


岩村田(長野県佐久市)で蕎麦巡り

そば好き家族での旅行、この日のランチは

水萌えそば(どうづきそば)というものを

食べてみたくて佐久市のこちらのお店へ

35EF40B1-D986-4AE8-92A3-DE496AD233FA.jpg

7A0DDD9C-91AF-48E1-BC05-586861D944BE.jpg

磊庵はらいあんと読む


門から短いアプローチを通って店内へ入ると

ちょっと古民家風な癒される造りだ

A5C2AC16-F995-43D1-BA10-8B83ACD3F73B.jpg

87EF64BF-7B79-424C-ADCA-3D920A7489CB.jpg

仕切られた小上がりの掘りごたつへ通された


<水萌え 手碾きセット・1,950円>

日常のランチとしては値が張るけれど

体験したかった水萌えそばと共に

手碾きのそばも楽しめることに惹かれた

4F4539C1-73D8-49A8-8A84-99C0F87A65D4.jpg

BC9BEF04-C7FB-4C7C-AFD0-1DFCC2F82FF3.jpg

まぁたまの家族旅行なんで良しとしよう


<前菜>に野沢菜がサービスされた

さすご本場の野沢菜は絶品だな

9E6C7DCC-BFDA-4868-828E-6402A5E260C6.jpg

F11F464C-B8A4-45B5-97BA-236B173F7E2B.jpg

車だから酒は控えたが絶対そば前にも合う


一緒に注文した<天ぷら・750円>は、

季節の野菜、山菜を素材とした盛合せ

信州で食べる山菜の天ぷらってまた格別

そばを手繰る合間のアクセントにする

AC7682CA-5766-47DA-89D2-A829B6DE85C9.jpg


細長い角皿に2種の蕎麦が盛られて供された

E6594987-F7CF-4268-AA47-E68A7251E1DD.jpg


お目当ての水萌えそばとは、そばの風味が

一番跳ねる状態をいただくために

千本杵搗き機というもので搗きと捏ねを

同時に行い、製粉工程を省いたそばだそう

525C0530-6D87-4C90-BDC2-9AB587F5BD48.jpg


花番さんからは「湧き水、雪塩、つけ汁で

順に食べていただき、あとはお好みで」

言われた通りに食べてみる水そばは初体験

F5B36EE8-B980-462E-B25D-1178FA70A657.jpg

半信半疑で水に浸けて食してみると

そのまま食べた時よりもプチプチとした食感が

口に爆ぜる様でおもしろい


やさしくまろやかな食味の雪塩は

タダでも風味豊かな一品の香りと甘みを

一層引き立てる

これが水萌えそばの野趣あふれる食感と

風味を一番楽しめる気がした


合い盛りの手碾きそばもまた秀逸

DA271427-BAAB-4719-936B-334113A95078.jpg

太打ちのそばは、ザラッとした舌あたりで

本州系の豊かなそばの香りが立つ

噛む度にジュっとそばの甘みが滲み出る


薬味は辛味大根のみで

こちらのつけ汁にはコクと甘味がある

BD328101-6A13-4152-B9CD-B4443CA3A83E.jpg

そのまま風味を楽しんだり、薬味を添えたり

独特な風味の辛汁に浸けたりして食す

水萌えもおもしろいが率直にこっちが好き


花番さんの田舎風のやわらかな接客にも

癒されて満足度高く家族旅行のランチ終了

信州のそば店には、ならではな深みがあるな

7780267C-DD22-4509-92DA-F6206BC6A137.jpg

C19D35C9-465D-42CE-B086-26F5E96E7AA2.jpg

9973BE5E-C660-4DF5-8535-406BE0592F00.jpg

0FAAFD8E-9076-4C0B-81EC-DD7719400788.jpg

#そば #水萌えそば #どうづきそば #ランチ

posted by のむさん at 04:04| Comment(0) | 長野県 | 更新情報をチェックする